高山・大原断層帯地震
断層一口メモ

高山・大原(おっぱら)断層
高山・大原断層帯は、岐阜県北部の高山市及びその周辺町村に分布する断層帯で、 ほぼ北東−南西方向に並走する多数の断層からなっており、その分布範囲は概ね40km四方に及んでいます。
高山・大原断層帯の中の江名子断層は高山市東部の滝町から飛騨一之宮へかけての約13kmにわたり続き、 その南西延長では清見村南部まで続く大原断層へとつながります。 跡津川断層と同様に、かなり明瞭な水平右ずれ断層であり、逆断層としての垂直ずれの変位をともなっています。
最大水平変位量は約 500mであり、河川や尾根の屈曲などの断層地形を明瞭に形成しています。 垂直ずれは約 300mの比高をもつ直線的な断層崖で示され、この変位によって位山分水嶺が形成されました。



項目 記事
断層帯を構成する断層 源氏岳断層、ヌクイ谷断層、江名子(えなこ)断層、宮川断層、 大原(おっぱら)断層、宮峠断層
地表における断層帯の位置・形状 断層帯の位置
北東端 北緯 36°09′東経 137°24′
南西端 北緯 35°52′東経 137°00′
長さ 約 48km
上端の深さ 0km
約 15km
断層のずれの向きと種類 右横ずれ断層
上下成分を伴うところがある。
平均的なずれの速度 概ね1m/千年程度(右横ずれ成分)
最近の活動時期 最新活動時期 不明

参考文献 岐阜の地学・よもやま話


「地震調査研究推進本部地震調査委員会(2003)、「高山・大原断層帯の長期評価について」、 「高山・大原断層帯の活断層位置と主な調査地点」を基に作成

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